人と花、海と星 -記録だけになった昨今-

　おはようございます、現在16.0℃（昨日は最低気温：15.4℃＆最高気温：27.0℃）だ。
　先日行った室生犀星記念館の二階で、彼自身による朗読（「声をきく」）や「時無草」の合唱（「歌をきく」）を聴いた（二席）。この曲がとても良いので、全曲聴きたかったが、そこまで時間がなかった。京都もそうだが、金沢へも、もう一度行きたいと思う。
　また、反対側の書架にあった筑摩書房・現代文学体系30（昭和45年）を手に取ったら、「小ぶりだな」と思う。帰宅後にうちの同書（写真）を調べてみたら昭和40年8月10日発行で、そう言えばこの全集（全69巻）が小さくなって再販売されたことを思い出した（遠い記憶だが）。ちなみに、帯にあるように第28回配本で定価480円だ（親が支払ったのだが、加藤書店から手渡しで配達されていたことも、店主の顔も思い出した）。本は薄い紙（この紙のことをなんと言うのだろう？）でカバーされていたのだが、それは邪魔なので捨てた記憶がある。
　そこには石川近代文学全集（全19巻と別巻、税込80,390円）という分厚い本もあった（きっと読まないけれども、欲しい）。