人と花、海と星 -記録だけになった昨今-

　おはようございます、現在7.7℃で北西の風3.6m/s（昨日の最高気温16.0℃&最低気温1.0℃、日照時間：7.5時間）だ。
　昨日、鈴木るりか著「さようなら田中さん（小学館、2018年2月21日第七刷；2017年10月17日初版第一刷）」を読んだ（孫の世代の書いた小説だ）。先月の26日に書いたが、小学館12歳の文学賞を最初に受賞した作品は、小学四年時の「Ｄランドは遠い（「さようなら田中さん」に大幅に改変して所収）」、二回目の受賞作は「マイワールド（小学五年時、「12歳の文学　2015年度版」に所収）」、「いつかどこかで（大幅に改変して「さようなら田中さん」に所収）」が三回目（小学六年）の受賞作品だ。高齢者は読んでみるといいと思う。とっくに忘れただろう若い人たち（のうちの子供）の、瑞々しい豊かな感性が、きっと思い出されるので。ただ孫の様な子（失礼）の書いた作品で、笑わされたり、泣かされたりするのは、年甲斐もなくて少し恥ずかしいかもしれないが（人間は「年齢ではない」と思い知らされて）。昨今は、変な大人（当然、自分自身は含まれていない）が増えて未来が心配だった。しかし、中学生ぐらいの世代に「珠玉の人たち」が現れてきているの（萌芽）を見ると、日本の未来は確実に良き方向（成熟）に向けて変わっていくのだという「希望の光」が、老人の明治時代への懐古趣味（暗雲）に贖って、その暗雲の中で着々とたくましく成長しているようだ。
　今日のChill Mixは、Alternative：17曲、Dance：1曲、Electronic：4曲、Pop：3曲だった。