2020年08月06日

Thursday, 6 August, 2020. 令和二年葉月

 おはようございます(と言ったものの、起床が早すぎたことに気づく。日の出:5時05分、日の入り:18時51分)、昨日の最高気温34.8℃&最低気温26.3℃、日照時間:9.6時間だった。梅雨が明けた途端に(塗炭の苦しみ)、暑すぎて外出を自粛したい日々だ。
 「塗炭の苦しみ」ってどういういわれの言い回しだった?と調べてみたら、「書経」に由来らしい(私ひょっとして「学」がある?はずがない!)。意味は「水火の苦しみ」らしい(ってどういうこと?こちらは孟子らしい)。
 今日は「広島原爆の日」だ。「塗炭」も「水火」も、どうも戦争に由来する「地獄の苦しみ」らしい。「戦争の苦しみ」といえば「沖縄の日」はもう過ぎたが、8月9日は「長崎原爆の日」、そして8月15日は「敗戦の日」だ。
 沖縄戦については、ある新聞で「仲程シゲさん(90)」の記事を読んだばかりだ(こんな「塗炭の苦しみ」をなめさせられたら、だれだって恨むのは当然だ)。
 原爆についても、ある新聞で「日本被団協事務局次長 和田征子さん――核兵器のない世界へ」というインタビューを読んだな。
 太平洋戦争(第二次世界大戦)についても、新老人の会著「語り残す戦争体験 私たちの遺書(講談社、2002年)」を読んでいる。
 「地獄」といえば、一念三千の法門(天台宗)を引き合いに出すまでもなく、最低の「状態(境涯)」だということは皆知っていることだ。下のロゴは「The 75th anniversary of the bombings of Hiroshima and Nagasaki(#75 Years of Shared Nuclear Legacy)」から。

 ある記事『大ヒット中国SF『三体』を生んだ劉慈欣「私の人生を変えた5冊の本」』を読んだ。ネタバレしないように、書名は極力あげないが、5冊のうち4冊(80%)を私も読んでいた(だから私が彼と同じく立派だということではないが)。最後の(5冊目)レイ・カーツワイル著「シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき(Kindle版)」は読んでいない(紙版は題名が異なって「ポスト・ヒューマン誕生 コンピュータが人類の知性を超えるとき(NHK出版、2007年)」だ)。紙と電子で題名が変わる、時代なんだな(私は時代遅れだという詠嘆)。「三体」は読むのだろうか。
 このNewsweek Japanには、小暮聡子著「太田光を変えた5冊──藤村、太宰からヴォネガットまで「笑い」の原点に哲学あり」という記事もある。

 COVID-19の感染者数は1854.4万、死者数:70.7万人らしい(NHK、5 August, 16時現在)。上の写真は残り少なくなった長年愛用のうがい薬(年に一個ぐらい消費する)だ。
 そういえば、いつものうがい薬(コルゲンコーワ)を買いにカーマホームセンターに以前(6月3日に)行ったのだが、棚に無かったので薬剤師さんに尋ねたら、「コロナの影響で売り切れ」と言われたことを思い出した。その時は明治イソジン・ガーグルなどもポビドンヨード系の製品だけ残っていたが、最近の大阪府知事の発言の影響でこれらも在庫整理ができたことだろう。買い占めるヒトたちの境涯は十界論的には、三悪道なんだろうな(私はこうなってはいけないという悲嘆)。


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