2020年08月14日

Friday, 14 August, 2020. 令和二年葉月

 おはようございます(日の出:5時11分、日の入り:18時42分)、昨日の最高気温33.5℃&最低気温26.4℃、日照時間:6.6時間 、降水量:5.0mmだった。暑い、9月も暑いらしい。
 2020年第32週(8月3日~8月9日)インフルエンザ報告数は、名古屋:0.00人/定点、愛知県:0.00人/定点。
 今日のNew Music Mixは、Alternative:11曲、Hip/Pop:1曲、Pop:9曲、Rock:2曲、Singer/Songwriter:2曲だ。
 COVID-19の感染者数は2070.6万、死者数:75.1万人らしい(NHK、14 August, 6時現在)。
 明日は「日本の敗戦記念日(1945年)」だが、今日は「インドの独立記念日(1947年)」だ。
 ある新聞に、南アフリカの平和運動家エラ・ガンジー博士(マハトマ・ガンジーの令孫)のインタビュー記事が載っていた(下)。彼女が述べているように「誰かの尊厳を奪う時、その人は同時に自分自身の尊厳も失っている」ということは、周知の事実だ。

 同紙の社説「あす終戦の日2020/8/14」に(左)、「過去を直視することは自虐ではない。自省である。自省なきところに、未来は開けない。歴史を抹殺する者は、歴史に抹殺される。過去の過ちに学んでこそ、価値ある出発ができ、他国からも尊敬されるのだ。国民が誇りをもてる国になれるのだ」とあり、「自分たちに都合がいいように過去を捉える歴史修正主義に陥れば、それは、他者の苦しみを顧みなかった植民地主義と同根である」、同感だ。
 また先ほどのエラ・ガンジー博士の記事(2面)の左には、広島で被爆した松浦さん(82歳、被爆者の平均年齢は83歳らしい)の体験が載っている(右上)。父が爆心地から2kmで被爆し、家族の疎開先に徒歩でたどり着く、こ本人は3日後に疎開先から叔父を探しに広島市内に入り被爆した(我々は文字や映像で知るのみだが、当人はその有り様を五感で知っている)。

 地方版(10面)には、「未来に受け継ぐ平和の心」と題して、3人の戦争体験が載っている(上)。真ん中の多羅尾さんの体験は、母から聞いた話と同じだ(事実だから当たり前だが)。先の社説ににあったのだが、「戦争の非体験者しかいない時代」には、愚かにもまた殺し合い(戦争)をするのだろうな(と諦めてはいけない)。社説にはジャレド・ダイアモンドの言葉(戦後のドイツと日本の歩みの違い)として「ドイツが子どもたちにナチスの残虐行為を詳しく教えている一方で、日本は被害者意識を抱いた」とある。日本人は加害者でもあったことを忘れると、再び戦争加害者になるのだろう(ばかもは勇ましさに憧れるから)。


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