2020年10月23日

Friday, 23 October, 2020. 令和二年神無月

 おはようございます(日の出:6時04分、日の入り:17時06分)、昨日の最高気温21.1℃&最低気温15.9℃、日照時間:0.0時間だった。雨だ(降水量:5.5mm、昼には止むようだが)。
 今日のNew Music Mixは、Alternative:6曲、Electronic:1曲、Pop:8曲、Rock:5曲、Singer/Songwriter:5曲だ(いつもは自分のステーションを聴いているが)。
 2020年第42週(10月12日~10月18日)のインフルエンザ報告数は、名古屋:0.01人/定点、愛知県:0.01人/定点(名古屋市で1人だけ)。
 COVID-19の感染者数は4147.7万、死者数:113.4万人らしい(NHK、23 October, 3時現在)。 二つの世界大戦は別として、戦争で死んだ人よりも多いかもしれない。
 昨日のある新聞に(左の写真、小溝泰義氏広島平和文化センター前理事長)の『「核兵器禁止条約」発効が目前――創価の平和運動に各界が期待』という記事が載った。同センターのトッページに、核兵器禁止条約(Treaty on the Prohibition of Nuclear Weapons)の署名国84、批准国47とある(This Dream of meの15 Oct.に書いたが)。批准国が50ヶ国になると、この条約が発効する(だけという見方もあるが)。『条約に参加しない国に条約の「禁止規定」は及ばず、核保有国および核の傘下国は条約に反対している』が、「とはいえ、禁止条約が発効すれば無視できまい。条約は、国際社会に核兵器の禁止が急務だとの認識が広がっている証しだからだ」そう思いたいが、彼らはまともじゃないから(詳細は同紙HPで今のところ無料で読めるので興味のある方はここから)。無料紙面にはICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のベアトリス・フィン事務局長との写真(2017年スイス)も見られる(彼女は最近来日して講演したらしいが)。
 一昨日(21日)の同紙には、Dr. Sarah Widerエマソン協会元会長, The Ralph Waldo Emerson Society)の「私の読後感 識者が語る」で『同章に「母は太陽」と -中略- 会長が示す母親の概念は、西洋の知的伝統や大衆文化の一部となってしまっている、女性に対するあらゆる侮辱的な通念を打ち破るものだからです。西洋において、女性は長らく「三流市民」と見なされてきました』と、Women’s Studiesの専門家らしい着眼だ。Note: 同章とは「新・人間革命第24巻母の詩(p7-100)」のことだ。
 また同日の山崎達也さん東洋哲学研究所)の「文学から感染症を読み解く」も面白く読んだ(左の写真)。カミュの「ペスト」を読み解きながら、「より良き信仰の本質とは、他者の苦しみを、リアリティーをもって受け止め、共に苦しみ、共に乗り越えようとする強さにある」という結論を得る。これを「同苦」というが、動詞として「同苦する」がある。御書に「一切衆生の異の苦を受くるは悉く是れ日蓮一人の苦な るべし(御義口伝巻下第十六我亦為世父の事、p758)」とある(詳細自己学習で)。
 21日(水)には、「読書」欄が載っていた(縮小されたが)。今回は興味を惹かれた本が多かった(気がした)ので、紹介してみよう。都甲幸治著「引き裂かれた世界の文学案内(大修館書店)」、國井修著「人類 VS 感染症(CCCメディアハウス)」、久坂部羊著「生かさず、殺さず(朝日新聞出版)」、岡本隆司著『「中国」の形成(シリーズ中国の歴史、岩波新書)』、船木亨著「死の病と生の哲学(ちくま新書)」だ。
 さて本日、同紙HP上での無料で読める記事はほとんど無いな(一面は読めるが)。したがって、「紙」で読もう(紙が好きだ)。
 明日は国連デー(United Nations Day)だ。このことは、ある新聞の社説で知った(23日付、面目無い)。
 そして昨日は、緒方貞子さんの一周忌だった。


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