人と花、海と星 -記録だけになった昨今-

こんばんは。日の出は４時38分、日の入りは19時3分でした（夏至は６月２１日土曜日）。今晩から雨で明日の朝は１-8mm/hの雨（終日）の予報だ。土曜まで雨、どうも梅雨入りしたらしい。
　　また、もう一つ新聞ネタで！写真の記事は、詩人・エッセイストの浜文子さんの「親子によせる詩ごころ2　手順を踏む」です。「子供を産み育てるという仕事は人間にとって最も手間、ひまのかかる作業です」、「生まれた子の成長は、実にゆっくりと順序を踏まえて展開します。中略。時間の内に宿る力が、子を押し上げるようにして成長は実っていきます」それで、「育児」を「育時」という。詳しくは「母の道をまっすぐに歩く」を読めばいい。私はこれを読んで「個体発生は系統発生を繰り返す」と言う言葉を咄嗟に思い浮かべました。人間、生物、生命というものは、誕生から死までを個体ごとに、手順を踏んで繰り返す作業、時間の経過なのだ。その過程に、「時短」も「裏技」も「早わかり」も通用しないのだ。「時間の内に宿る力」ね！まさに、言い得て妙だ、さすが詩人だ。女性は同じ人間とは思えないほどに、人間性にあふれた存在だということに、あらためて気づかされる記事だった。世の男よ！女を守れ！女に学べ！女に従え！
昨日行ったジュンク堂名古屋店に、浜さんの本（タイトル忘れた）が（詩のコーナーに平）積まれていたが、次回購入という事で。