2013年07月31日

7月31日水曜日

こんばんは。今朝は25.1℃(6時)、和室:29.5℃(+4.4℃)、居間:28.6℃(+3.5℃)59.0%、食堂:28.9℃(+3.8℃)65.0%。
 上の棚(7月15日月曜日)は、1/700ウォータラインのごく一部、左端はフジミ大淀、タミヤ阿賀野 、右端はフジミのシュペーでした。
 短歌8月号の特集うたの余白─言い過ぎない歌い方とはの■実作指南 余白の生かし方に、松坂 弘さんの余白も表現であると言う記事がある。その中で、釋迢空の「音脚休止」すなわち、俳句の切れ字。「葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり」これを岡野弘彦が継承した。「身にせまる津波のつぶさに告ぐる声 乱れざるまま をとめかへらず」文節による意味の区切りと調べの区切りとを重視し表現しているとあった。句読点、一文字空け、漢字とひらがなの組み合わせや韻などもこう使うのか、さすがプロの歌人だ!
言わない……阿木津 英:言わないことが大事。様々な余白を知る……加藤治郎:詰め込みすぎ、言い過ぎ。100%伝わる必要はない。何かが伝わればよいのだ。
 写真は、昨日のレシートです。8月号には、塔短歌会 永田和宏さん(秋さらば)のこんな歌がある。
●存在は影を鋭く地に落とす 我が影に添ふ 影のあらなく
 この歌を読んで思い出したことがある。それは、2013年01月27日2013年02月12日の写真である。
●きっとあなたをさがすのだろうか 秋になれば生まれくるはずの子は 女の子
●私しか覚えてゐてやれるひとはいないのに 記憶に重さがなくなってゆく
同誌には、河野美砂子さんの■論考 河野裕子のドーナツ論 アンドーナツもあり、面白い。次いでに9月号は、二大特集「はじめての〈てにをは〉」「歌壇の歴史と現在──結社、同人、ネット、そして〈私〉」。巻頭エッセイには小説家の竹西寛子氏、巻頭作品は馬場あき子、大島史洋、小池光の三氏。2013年8月24日(土)発売!


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ここ終わり
Posted by 60papa8060papa80 at 2013年08月01日 19:08
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