人と花、海と星 -記録だけになった昨今-

こんばんは。最高気温は26.3℃でした。日の入りが18時52分なので、（いつもですが）早く帰ると、なんか得した感じがするのは私だけでしょうか？そうだと言う声が聞こえる様ですが、幻聴でしょう！
　さて昨日のNHK短歌は、永田さんとゲストは山中伸弥さんだった。山中さんはご本人は短歌を詠まれないそうだが、母さんが趣味だそうで、山中美奈子「僅かなる　葛藤持ちつつ　日々は経つ　捨てるはジョーカー　手にはエンジェル」の歌を紹介されて、「短歌は論文だ」という話をされた。短歌と共通するところは、論文もタイトルやアブストラクトは字数制限があり、読者に響く様に言葉を選び、添削するところだ。
　同じ「塔」つながりで、歌人の栗木京子さんの記事、「斎藤茂吉短歌文学賞を受賞して」がある新聞に載っていた（写真）。栗木さんの記事によると、斎藤茂吉さんや土屋文明さんのお弟子さんの高安国世さんが塔を創設され、栗木さんは斎藤さんの歌集「小園」に最も心が惹かれるそうだ。栗木さんが受賞した第8歌集（塔21世紀叢書現代三十六歌仙14、砂子屋書房）は、「水仙の章」だ。