2014年06月30日

2014年6月30日(月)

こんばんは。最高気温は31.0℃でした、金・土曜日に雨の予報だ。
 ある新聞に、山口氏の講演の要旨が載った。私は、某党の党員ではないが、支持者の一人である。今回の集団的自衛権の問題で、同党に対して違和感を感じ、場合によってはもう支持をしないとまで決めていた。ところが、この記事を読んで、私の違和感はたちどころに解消され、山口さんは私の意見と全く同じなのだと確認できた。
 内閣法制局が1972年に示した「憲法解釈」を説明し、平和憲法のこの解釈の柱は変えないで、言い換えると「いくら関係が深いからといっても、米国と一緒に海外に行って他国と戦うことを含む集団的自衛権を丸ごと認めるのは断固反対だ」という山口氏の昨年の参院選での発言、「日本を取り巻く安全保障環境」変化した事実を考えると、非武装中立論などは論外だが、「国民の存立が脅かされ、国民の権利が根底から覆され状況」下では、従来の専守防衛だけでは「国民を守る」ことが、だんだん難しくなりつつあるので、「備えのあり方」を検討しているのだそうだ、そうだったのか安心しました。そして、「武力行使が将来拡大しないよう、歯止めとなるような工夫をしている。武力行使は日本を守るために限るということは、憲法の柱だから、今後簡単に変えられないようにしなければならない。それ以上の変更には正面から憲法改正の手続きをとらなければならないと見解をはっきりささていくことが大事だ」と、全くもって同感だ。「安全保障上の備えとともに、対話や交流を重ねて信頼関係を築き、平和で安定した地域を目指していく外交活動が極めて重要だ」、そうなんです。「反対するだけでは、国民の本当の期待に応えられない。日本の置かれた現状を直視して、国民の心配も真正面から受け止めながら」、心配しました。「どう憲法の柱を守り、歯止めをかけるか。これを現実に行うXX党の平和の党としての役割は重要だ」と結ばれる。私は、この記事を読んで「霧が晴れた」思いだ。この新聞もとっているのは「日曜版」だけだが、新聞は捨てがたい、以前(2013年08月12日)に若い時は新聞を読む習慣(時間かな?)が無かったことを書いたが。増々ペーパーレスが進むが、テレビやネット上の他の新聞記事などでは、山口氏の真意が分からなかった。私はこの記事を読んで初めて理解できたので、紙媒体も捨てがたいと思う、老人だけ新聞は必要なのだろうか?  

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2014年06月29日

2014年6月29日(日)345-8-2

おはようございます。ある新聞に、345人、8人、そして2人で始まる記事が載っていた。何だろうと引き込まれて読んでしまう。北海道のある島の人口、定時制高校の生徒数、同校の卓球部員の数だそうだ。島の人口については驚くべきことではない、小さな島に人が暮らしていることは知っているのだから。名前を天売島(地図)というが、これも取り立ててあげつらうことでもないだろう(私は好きな名前だが、「天国を売っている?天ぷらを?天丼食べたいなぁ〜とか」)。否、この二人の部員が、定時制・通信制高校の全国大会出場したことが、驚き(すごい!)なのだ、私には。「全国高等学校定時制通信制体育大会」これかなぁ?うわぁ!Shift-JISだ、驚いた。いや、定時制高校もどこにでもあるが、島にある一校がとなると、私には珍しく思われたのだ。部員二人、少なくね〜ぇ(今風に言ってみた)、潰れそうだ。何かに驚いた、違和感を覚えたのだ、そうだ私が理解(承知、認知)している世界の体系とは異なる?完結した世界(暮らし)が島にある。(あとは、写真を別窓で開いて拡大して読んで)
 この記事に、「北斗会」というのが出てくるが、夜行(寝台)列車「北斗星」の会?ではないらしい。
 日本コムの記事で、間宮淳:「国難級」外交危機としての都議会女性差別ヤジ事件(6月24日)、土屋武之:「寝台列車」「ブルートレイン」の終わりと「クルーズトレイン」の始まり(6月27日)、「母子手帳が紡ぐ日中夫人外交」―福田貴代子氏(元総理夫人)インタビュー(6月27日)、近々ではこんな「記事」を読んだ(=興味があった)。3月10日に北陸本線で、寝台特急トワイライトエクスプレスに出会いました、確か?今年度でなくなっちゃうのですが。
 また時事(じじ、爺ではない)ドットコムの記事で、 =作家・半藤一利氏(84歳)インタビュー=目前に「引き返せぬ地点」-集団自衛権に警鐘を読みました。先週も書きましたが、私は、法治国家の手続きこそが民主主義では大切なので「解釈改憲」は間違いだ(右でも左でもない)と言っている、もちろん平和が一番だが、民主的手続き(ナチスは選挙で台頭したけど)さえ踏めば、結果はどうであれ(天皇制・富国強兵、徴兵制・軍事大国にもどっても)かまわない(私の意見と異なるが)、極論すれば私も銃を持つ(人殺しは嫌だが)覚悟はあるのだ、必要(自分や家族が殺されるのは、もっと嫌だから)ならば。しかし、戦争にならない努力を全て成して最後の最後にだ。「平和」は口先だけで、先制攻撃をしそうな人たち(輩)なので、信用できないのが困りものだ。  

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2014年06月28日

2014年6月28日(土)

おはようございます。気温21.9℃、2時50分に雨が降り(現在までに1.5mm)始めました。4時10分で降雨量は5.0mmだ。
 25日(水)に買った角川短歌は7月号(追悼:小高賢)だった、良かった。付録(現代短歌アンソロジー下)もついていて得した気になる、しおりも2種(オルセー美術館の名画101選、福岡博物館幽霊・妖怪画大全集)もらったので。
 それと昨日のコロラトゥーラ(coloratura)・ソプラノの演奏会(ピアノは豊田華子さん)の入場券とパンフレットを記録のために。
彼女(ビクトリアさん)は小柄で、演目の「さくら」は歌詞手帳をご覧(メガネもお似合いで)になって歌われた、キエフ生まれ(女性に失礼ですが、47歳、1966年10月20日、私も45歳ぐらいから老眼鏡)だそだ。おそらくウクライナ人?(私には区別がつかないし、することに意味があるとも思えないが、むしろ有害か!)出自はともかく、ここまで成られたのだから、天賦の才もあろうかと思われるが、相当の努力家だろう。ウクライナ国立歌劇場のソリストに23歳で、28歳でウィーン国立歌劇場のソリストに、29歳でミラノのスカラ座初舞台だそうだ。また曲目が変わるごとに気持ち?を入れ替える仕草が愛らしい、気さくな人柄だとお見受け致しました。  

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2014年06月27日

2014年6月27日(金)

こんばんは。雨(土日ともにかと心配したが)は、今日の予報では土曜日一日だけになったらしい。
 先週の日曜日(6月22日)のある新聞に、重監房資料館の記事が載っていた。ハンセン病患者収容施設内にあった「特別病室」のことで、実態は「懲罰房」だったらしい。法治国家でも(だから)法律次第では、このような人権を蹂躙することがおこなわれたという証拠として開設するもののようだ。このような事例は、精神疾患患者の強制入院でもみられたらしい。そういえば6月10日に放送されたNHKの番組「60歳からの青春~精神科病院40年をへて~」を観た、弟さんを訪ねて墓参をされた男性(40年もの長期入院)のことを思いだいした。先日の清水さん(6月25日)ではないが、自分は「何をしそびれてしまったのか」と嘆かざるをえない。自分の周りにこういう、「差別と偏見」によって、本来生きられたであろう人生が、強制的に変更させられた人たちがいることを、北朝鮮によって拉致された特定失踪者、犯罪被害者、いじめられている子供たちなどを決して忘れてはならないと思う。そして忘れてならないのは、一方には「専ら人を支配することが生きる目的」の人がいるわけで、自分だってそうなりえるということ、この支配欲をコントロールできる様な社会が望まれるが。  

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2014年06月26日

2014年6月26日(木)

こんばんは。
  随分前になるが、ある新聞に金剛永謹(ひさのり、金剛流二十六世宗家)さんの「葵上」の紹介が載った。能では、六条御息所は比叡山の小聖の祈りで成仏するんだそうだ。そして「花の絵が描かれた舞扇が開いた時に、葵上も菩提心が開いたという意味になるのです」ということらしい。恥ずかしながら、全くもって「無知な」自分が恥ずかしい。金剛能楽堂に日参して、「能」と言える日本人にならねばと思いました。お茶、お花、香道も、「NO」と言う私なので。公演については、能楽協会で調べればいいんだ。
 今晩は妻と、ヴィクトリア・ルキアネッツ(Victoria Loukianetz)のコンサート(日本特殊陶業市民会館ビレッジホール、民音)に行った。アンコールは蝶々夫人、声がやさしくて、とても良かった。  

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2014年06月25日

2014年6月25日(水)

こんばんは。最高は29.7℃だそうだが、帰宅したら室温(居間)も同じだったので、エアコンONだ。ジュンク堂名古屋店に寄って、本日発売の角川短歌(よく見ずに手にとったけど7月号だったかなぁ?)を買ってきた。
 以前のある新聞に、児童文化功労賞を受賞された清水眞砂子さん記事が載った。彼女の謝辞に「七十代に入った私は、このところの日本の政治の、社会の恐ろしいまでの変わりように、私たちの世代は何をしそびれてしまったのか、と考えることが多くなりました。ひどい社会を次代に残して、立ち去っていいのか。子供を取り巻く文化のありようを思います」と、全く同感で、ひどい人間が多いから、社会はひどくなる。解決策は、普通の程度(自分を基準と考えている)以上のひとを増すことだろう。もちろん幼児教育では、「”こういう人になりたい”というモデルを多彩にもつことは、人間の成長には大切なこと。それは本からもたくさん学べます」から、児童文学は極めて重要だと思われる。清水さんたち(日本児童文芸家協会)のような人が、「ひどい」から良き社会に変える力となるのだろう、やっぱり女性だ。この社会も、女性が力をもつようになれば変わると信じたい(私は、自分の周りの女性を敬い信じています、お願い信じて!)。  

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2014年06月24日

2014年6月24日(火)

おはようございます。
 先の休日のある新聞に、小池昌代さんの「ブエノスアイレス」という記事が載った。五月にそこで、国際図書展(これかな?第39回ブエノスアイレス国際図書展)と詩のフェスティバルが共催されたらしい。小池さんが(「かもしか」を)朗読会をやったらしい。その結果、「詩」は本のなかから声に乗って、打ち水のごとく街へ散らばった、詩人の紡ぐ言葉はいいね。観客の「手応」は、客席の空気がふっと濃くなり、それが固まりとなってくる感触だそうだ。ひょっとすると、詩も音楽と同様に意味を越えて、読み手という人間を介すると、直接命に感応する?のだろうか。「この詩、とてもいい、とても好きだわ」といって抱きしめてくれた名前も知らない女性、わたしがブエノスアイレスへ行ったのは、もしかしたら彼女に出会うためではなかったか? この女性詩人の感性、私は「とても好きだ」、「ぬるいマテ茶」を出されるような自民党の馬鹿男S議員、この熱き血潮を感じられるように成長されんことを祈る。
 同紙に俳人(知音俳句会)の西村和子さんの連載「季語で読む徒然草」があるが、久米仙人とて地に落ちる「その魅力」、落ちて結ばれて妻と幸せになった(今昔物語)?色香(視覚と嗅覚)に迷う、迷って幸せになった。女性を馬鹿にしては、いけない。誰から生まれたと思っているのか、現象の奥にある真理まで観ろとは言わないので、せめて現象ぐらいは(社会学的幻想に惑わされずに)事実として認識したらどうだろう!  

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2014年06月23日

2014年6月23日(月)

こんばんは。
 先日新聞に、Jack whiteの記事が載っていた、前の晩にiTuneで聴いて面白い音だと思った、その翌朝だった。それでアルバム(Lazaretto)ごとWish listに加えた、次いでに「Blunderbuss」も、それが土曜日の朝のことだった。
 先週は、nippon.comコラムに、田中直毅さんの「保守派の中国も改革派の中国もない、あるのは一つ、解放軍の中国」が載った。右も左もあっての中道リベラル?多様な意見が当然あってよい、大切な事は、立憲君主制であってもよいので、法治国家としての手続きと民主主義体制は捨てないことだと思う。ただし、戦前の体制、天皇制、国家神道の復活だけは容認できない。  

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2014年06月22日

2014年6月22日

おはようございます。雨が降って(2時50分から、現在まだ3.5mm)います。
 先週の雑誌「潮7月号」に載っていた阪田雅裕さん(アンダーソン・毛利・友常法律事務所顧問)の記事(2頁なので、立ち読みできる)だが、タイトルは「改憲を避けた行使容認は国民無視の暴挙」で、集団的自衛権行使を認めるための「正しい手続き(デュープロセス、due process)」は、「メリットとデメリットを国民にしっかり説明する、そして、国民投票を通じて国民の覚悟を問う」だ。そのとおりで、(安倍政権支持者に言わせると)僅か1/3の議員の反対で、改憲できないのはおかしいんだそうだ、こんな発言をする国会議員がいる政党、戦後レジームを良しとする私の立場からは、ただただ「驚愕」の一語である。太平洋戦争で多くの日本人を死なせた、明治以来の旧支配層がそのまま残っている、この極右に、悪夢をみる思いだ。茂木健一郎(twitter)さんのような穏健保守(違うのかな?リベラルか)が、日本国民の大半だろうと思っていたのに。先週(6月18日)書いた茂木さんの朝日新聞の記事「普通の国」失敗の歴史がtwitter上で写真で読めた(再掲)。これぐらいの意見の相違ならば私も妥協できる。茂木さん(今日は4時4分起床らしい、私は3時50分。昨日忘れた、にじり出し窓とベランダの戸を占めてきました。今日は(も)オタクだ、うれしい)達によれば、ツイッターの中で出てくる煽動家「ネトウヨ」は25名ぐらいだそうだ。
 山口二郎さんはツイッターで、「安倍政権が本気で女性の力を開放したいと思っているなら、安倍が総裁として自民党東京都連に対して、ヤジを飛ばした下手人を差し出せと迫るべき。それができないうちは、東京都連を自民党の地方組織として認めないといわなければ、安倍のいう女性力の活用とは、金もうけのための方便というしかない」といいました。そうなんです、そういう人(支持者も含めて)たちなんだと納得しました。男なら「男尊女卑の馬鹿」は名乗り出てみろ、みんなの党の塩村文夏議員に対して失礼だろう。こういう男(週刊誌には出ている様ですが、右翼S議員?記事にあるように「声紋鑑定」を)に限って(口先だけで)覚悟が無いんだ。
 最近は自民岐阜県連のほうからクレーム(性急すぎる)がついているようで、自民党の中の穏健保守よ頑張れ!とエールを送りたい。私たち国民は、ただの労働力ではないのだ。戦前の奴隷国家には戻させない。民主主義なのだから、正々堂々と「憲法を改正」をしたらよい、まづは「国民への説明」でしょう、「交戦権規定」を変えて、自衛権でできること(私は右翼ではありませんが、領海・領空侵犯=撃沈・撃墜だろう!=戦争になるので、法治・シビリアンコントロールされたプロの判断におまかせしますが、私たち国民に説明して法律を改正してやりましょう!)を粛々とやる。
 まだ5時前だし、雨(量は4mm)だから長いは!新聞きたみたいなので、読んできます。と思ったら、早川書房さんから作家ダニエル・キイス氏の訃報(2014年6月15日(日)、享年86))が届いた(メール)。夜になって雨はとっくに(11時10分に0.5mm、合計5.5mm)やんだようだ。明日から晴だ、よく寝たなぁ〜。  

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2014年06月21日

2014年6月21日

おはよございます。最低気温は21.8℃で、涼しく感じる朝です。明日の昼まで雨のようだ、またオタクだ。今21時、先日8日にiTuneのWish Listに入れた!kasabianの「Velociraptor!」を聞いている、いい。次は「West Ryder Paupeer Lunatic Asylum」、いいわ!「Empire」、「Kasabian」、「48:13」もいいね。
 ある新聞に、与謝野晶子の「未発表短歌が2首」見つかったという記事(中日新聞)があった。歌人だから始終詠んでいるので、記録から洩れるのがあるんだ。
 短歌つながりで、先日の(6月13日、高野公彦さん)コスモス短歌会の森田治生さん(四日市)の「第60回O先生賞、いつか来る日」を読み始めるが、ウルウルしてきたのですぐに止める。いい歌なのに、作者感想を読んで今日はお終いにする。いい人がいることが、人として存在し続けるだけで世界を諦めない希望となる。いい人を無理やり獣に追いやる「戦争への道」は塞いでおかなければならない、人としてあり続けるために。
 先週のNHK短歌(書き忘れて終いそう)で永田さんがえらく褒めた歌がある、「春休み 寝ても覚めても 眠ってる どの学年にも 属さない日々」小林理央さん(横浜市)。私も、可笑しいやら、懐かしいやら、いい歌だと同感した。安永蕗子(やすなが ふきこ、1920年2月19日 - 2012年3月17日)さんの「人もまた 思いの外の 世を生きて 花下蔭に 笑まふことあり」という歌もよかった。
 涙つながりで、松岡政剛さんの千夜千冊1548夜は坪田一男さん(慶應義塾大学医学部教授)の「涙のチカラ(技術評論社 2008)」だ。涙についての全知識がここにあるので、是非一読を。  

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